精神科薬物療法ガイドブック
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ハンス カロッサ(1997年)『ハンス・カロッサ全集〈4〉』臨川書店、¥ 3,360
ハンス・カロッサHans Carossa(1878年12月15 日~ 1956 年9月12 日)はバイエルンのイ-ザル河畔のテルツに医師の長男として生まれたドイツの医師です。彼は医師であるとともに詩人として文筆活動を行っていました。彼は第二次世界大戦中のドイツに留まり文筆活動を続けていたのですが、ナチスの協力者として文筆活動を行っていたと考えられ、そのため彼の現在の評価の多くが否定的なものとなっています。しかし、それと反対に、彼は国内に留まりナチスに対して密かに抵抗し続けた「国内亡命者」であるとも考えられています。この本では、重い病床に伏し、以後何度も危篤状態を繰り返していた妻ヴァレリ-が亡くなった年に出版された、『美しい惑いの年』(1941)が紹介されています。
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榊原 洋一(2000年)『「多動性障害」児―「落ち着きのない子」は病気か? 』講談社、¥735
多動は病気だと言われることが多いが、本当にそうなのか様々な事例から検討しています。最近、学級崩壊やその他児童による事件が増加する中で、その原因として“キレる子”や“集中できない子”が挙げられ、ADHDなどの発達障害と関連づけられて語られることが多いと思います。けれども、本当に子どもたちの問題行動の原因となっているのは器質的な問題だけなのでしょうか?発達障害などの病気に全ての原因を求める以前に、もっと心の問題に目を向ける必要があるのではないのでしょうか?この本では多動に潜む様々な複雑な要因を紐解いてくれています。
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