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2007年4月30日 (月)

世界で一番ふしぎな地図帳

世界で一番ふしぎな地図帳  『世界で一番ふしぎな地図帳』(206年)青春出版社、¥ 500

あまり知られていない地図の秘密や地図に関する疑問に答えてくれています。第1部は世界地図について、第2部は日本地図について書いています。「イランはアラブではないって本当?」、「アメリカ国内なのに「ニューメキシコ」というワケは?」、「「カゴシマ通り」という通りがあるヨーロッパの都市は?」など面白くてついつい読み進めてしまう内容ばかりです。きっと地図の新たな楽しみ方が発見できると思いますよ。

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2007年4月26日 (木)

愛情遮断症候群

愛情遮断症候群  三木 裕子(2001年)『愛情遮断症候群』角川書店、¥ 600

成長障害、アトピー、過食、夜尿など子どもが様々な病を引き起こす時、その背景に虐待、無関心、溺愛、夫婦不仲など親の愛情不足や歪んだ愛情あることがあります。そのような、愛情遮断症候群の子どもたちの様子を小児科医である著者が描き出しています。「手のかからない」良い子だと思っていた子が心の不安定さを様々な身体症状で示した時に周囲の人間が手を差し伸べてあげなければいけない必要性を説いています。

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2007年4月23日 (月)

江戸の親子

太田 素子(1994年)『江戸の親子―父親が子どもを育てた時代』中央公論社、¥ 754
江戸時代の子育てについて考察しています。昔は家の事は全て女性が行って、男性は家の中のことに関わらず仕事にのみ勤しむというイメージがあったので、もちろん子育てのことは女性が全て任されているものだと思っていました。けれども、江戸時代の子育ては意外にも父親が深く関わっていて「父親が子どもを育てた時代」だったそうです。なぜなら、跡継ぎを育てることを江戸時代は重視していて、子どもを育てることは「公」のことであるという認識を子育てに対して持っていたからなんだそうです。そう考えると、今の時代の方が江戸時代よりも父親が子育てに無関心なのかもしれませんね。

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2007年4月20日 (金)

子どものモスクワ

松下 恭子(1972年)『子どものモスクワ』岩波書店、¥ 561

ある家族がモスクワに移り住んでからの二年三ヶ月の母娘の生活の様子の記録です。娘が幼稚園から小学校一年生になるまで、ソ連の人たちとどのように関わってきたかということが生き生きと描かれています。今はソ連はロシアになって昔に思われていたほど遠く特別な場所ではなくなりましたが、きっと1970年代のソ連に日本人が住むというのはきっと並々ならぬ苦労や努力が背景にあったんでしょうね。

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2007年4月17日 (火)

大原さんちのムスコさん

大原さんちのムスコさん―子どもが天使なんて誰が言った!?  大原 由軌子(2006年)『大原さんちのムスコさん―子どもが天使なんて誰が言った!?』文藝春秋、¥ 1,000

前回の「大原さんちのダンナさん」の続編です。神経症のダンナさんとの間に子どもが生まれたらその子もまたダンナさんに負けず劣らずの神経質な性格で、その子にまつわる子育てエピソードが描かれています。子どもの異常に神経質な癖に悪戦苦闘する筆者と妙にその癖を理解できてしまうダンナさんの様子がとても面白いです。本来なら嫌になってしまうくらい難しい子どもの育児に対しても、筆者の持ち前の前向きさで乗り切っているところに感心させられました。

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2007年4月14日 (土)

大原さんちのダンナさん

大原さんちのダンナさん―このごろ少し神経症  大原 由軌子(2006年)『大原さんちのダンナさん―このごろ少し神経症』文芸春秋、¥ 1,000

神経症の夫婦の生活についてマンガで描いている本です。この本のお話は筆者自身がうつ病を抱える神経症の旦那さんとの実際のエピソードに基づいて書かれています。うつ病の夫との生活と聞くととても暗く辛い生活をイメージするかもしれませんが、筆者は神経症の夫の様々な癖をおもしろく描き出していて、その癖を発見しては楽しんでいるかのようにも思えてしまいます。この本を読んでいると、神経症の人との生活も考え方次第で明るく楽しくすごすことが出来るのではないかと思わせてくれます。

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2007年4月11日 (水)

子育ての大誤解

子育ての大誤解―子どもの性格を決定するものは何か ジュディス・リッチ ハリス(2000年)『子育ての大誤解―子どもの性格を決定するものは何か』早川書房、¥ 2,625

子どもがどう育つかの責任は親の育児にかかっているという昔からある信念を否定しています。筆者は養育環境が子どもの将来の行動を変化させるという数々の心理学的研究の考察は、断片的な研究を継ぎ合わせただけの根拠のない見解であると指摘しています。これまでの心理学的考察とは逆に、筆者は子どもは家庭以外の環境や遺伝的要因からも大きく影響を受けていることを説明し、どんなにいい親の子どもであってもパーソナティに問題のある子どもが育つことがあるとしています。子育てに悩んで自分を責めてしまっているような親にとっては、普通の子育て本とは違う視点から心を安らげてくれる本になると思います。

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2007年4月 8日 (日)

The Neurology Of Autism

The Neurology Of Autism 『The Neurology Of Autism』(2005年)Oxford University Press ¥ 6,804

自閉症は何か特有の一つの病気なのか、それとも、様々な症状の混ざりあった複雑なものなのかということを先行研究などから考察しています。さらに、自閉症は治療可能なのか、また、治療可能な側面があるのか、あるとしたらどのような側面なのかということを脳神経学の視点を通して示しています。

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2007年4月 5日 (木)

The Myth of the First Three Years

The Myth of the First Three Years: A New Understanding of Early Brain Development and Lifelong Learning John T. Bruer(1999年)『The Myth of the First Three Years: A New Understanding of Early Brain Development and Lifelong Learning』Free Pr、¥ 2,347
生まれてすぐに脳に刺激を与えないと3歳以降は頭が固くなってしまうという3歳児神話に基づいて早期教育することに対して異論を唱えています。最近の脳神経学では何かの刺激が脳の神経細胞の発達を促すという証拠が得られているわけではなく、3歳児神話は根拠のがなく信じるに値しないということをこの本では述べています。むしろ、人の脳は生涯を通して可塑性を持つということが分ってきていると説明し、人は生涯と通して学習し続けることが可能であるということを主張しています。

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2007年4月 2日 (月)

Conduct Disorders

Conduct Disorders in Childhood and Adolescence (Cambridge Child and Adolescent Psychiatry) 『Conduct Disorders in Childhood and Adolescence (Cambridge Child and Adolescent Psychiatry)』(2001年)Cambridge Univ Pr (Txp)、¥ 12,259

行為障害がどういうものでどういうことが原因で生じるかということを解説しています。愛着や親のしつけや社会文化的な問題などの環境的な要因だけでなく、遺伝的な要因についても説明しています。また、子ども時代のことだけでなく、反社会的な行動をとる子どもがどのように成長してどのような成人になるっていくのかということについても触れています。そして、行為障害について概説した後、予防はできるのか、どのように対応したらいいのか、対応した後はどのような結果になるのかについてまで述べています。

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