« 2007年8月 | トップページ

2007年10月16日 (火)

虐待された子ども

虐待された子ども―ザ・バタード・チャイルド 子どもの虐待防止センター(2003年)『虐待された子ども―ザ・バタード・チャイルド』明石書店、¥ 9,975

アメリカにおける児童虐待問題について扱ったバイブル的な本です。1960年に初版が出版されていますが、今回紹介した本は原著の第5版を翻訳したものです。小児医学、福祉、法律、経済、文化、歴史など様々な専門的視点から虐待問題を解説している虐待問題のテキストのような内容になっています。第1部では、虐待の背景に潜む歴史や文化的な要因を、第2部では虐待のアセスメントについて、第3部では介入と治療について、第4部では予防について述べられています。

|

2007年10月12日 (金)

大原さんちの教えて!子育てエラい人

大原さんちの教えて!子育てエラい人 大原 由軌子(2007年)『大原さんちの教えて!子育てエラい人』主婦の友社、¥ 1,000

私の大好きな「大原さんち」シリーズです。
毎回このシリーズでは、神経症のお父さんとそのお父さんにそっくりな子ども達が繰り広げる、大原家の子育てエピソードがマンガで楽しく紹介されています。
著者は神経症や子育ての困難な側面に落ち込むのではなく、いつも現状を前向きに受け止めていて、読みすすめていくうちに、いつの間にか著者の明るいペースに引き込まれて元気になれます。
今回は、大原さんちの子育ての悩みのアドバイザーとして三人の専門家の先生が登場しています。Q&A方式でアドバイスが展開されているので、とても具体的で分かりやすいです。しかも、三人の専門家のうちの一人は、榊原先生なんです!
著者の描いた榊原先生のイラストも必見ですよ。

|

2007年10月 8日 (月)

赤ちゃんの「育つ力」をわかる信じる伸ばす本

赤ちゃんの「育つ力」をわかる信じる伸ばす本 (家庭人BOOKS) 榊原 洋一(2007年)『赤ちゃんの「育つ力」をわかる信じる伸ばす本』主婦の友社、¥ 1,260

乳児期には、反射や首のすわりや寝返りなどのからだが発達したり、動くものを目で追ったり、顔を好んでみるようになったりして感覚が発達したり、泣いたり、笑ったりなど心が発達したりと様々な側面が日々発達していきます。
そのような赤ちゃんの発達について、からだ、感覚、心の3つの観点から捉え、それぞれの段階がいつ頃できるようになり、その時親はどう対処したら良いのかについて解説してくれています。

|

2007年10月 4日 (木)

ササッとわかる最新「ADHD」対処法

ササッとわかる最新「ADHD」対処法 (図解 大安心シリーズ) 榊原 洋一(2007年)『ササッとわかる最新「ADHD」対処法 (図解 大安心シリーズ)  』講談社、¥ 1,000

ADHDの症状についての基本知識と、問題行動に対する正しい対処法を専門家以外の人に分かるように紹介してくれています。
ADHDの子どもに関わる人が、日常生活において共通してもつようになる戸惑を解決してくれるようなアドバイスがなされています。  分かりやすい言葉で、簡潔かつ的確にADHDを説明してあるので、ADHDの子どもをもつ親や教師にとってすぐに役立てることができる本だと思います。

|

2007年10月 1日 (月)

子育ての書

山住 正己,中江 和恵(1976年)『子育ての書 1 (1)』平凡社、¥ 2,940

この本は封建社会以降から江戸・明治に至るまでの日本の子育ての知識や技術についてまとめたものです。
家の子としての教育、儒教思想に基づいた子育て観、婦女子の心得としての育児法、医学に基づいた子育てなど日本の伝統的社会制度の中で伝承されてきた子育て論が多数の文献を紹介しながら語られています。 
ここで書かれている育児法には、現代の医学・心理学の観点から考えても合理的なことが多く、そのようなことを経験から学んできた日本人や日本文化の高尚さに驚かされました。

|

« 2007年8月 | トップページ